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給食会の概要

学校給食変遷

 学校給食は戦後食糧のない時代、児童生徒の栄養改善の目的から、飽食の現在では、児童生徒が自分の健康管理のためには「何をどれだけ食べたらよいか」という学習をする場に大きく変わった。給食の献立内容も調理機械器具、食材料、食環境、社会環境、衛生管理の改善により、大きく変化してきた。
この間の献立の流れを追ってみると・・・

1 米飯給食の定着(昭和53年)
 昭和53年から委託炊飯が導入され、米飯施設を持たない単独校や大型センターでも、米飯給食が実施できるようになった。主食に合わせて、和・洋・中華風に献立を統一することもできるようになった。又、先割れスプーンから箸に切り替える施設も増加した。
委託米飯を主食とした献立
  • ごはん
  • 牛乳
  • いわしのごまだれ
  • かきたま汁
  • 切り干し大根の旨煮
  • ゼリー
2 調理の多様化
 米飯給食が増えるとともに、焼物機の導入も増え、米飯にふさわしい魚の焼物等が取り入れられ、献立が多様化した。それまでの肉類等の揚げ物中心の献立に比べ、焼き物中心の献立は脂肪の摂り過ぎを防ぐ、という栄養管理面でも効果があった。
焼き物を中心とした献立
  • かやくごはん
  • 牛乳
  • あゆの塩焼き(すだちぞえ)
  • 糸かんてんのあえもの
  • 里芋の煮ころがし
3 郷土食を取り入れる
 昔から、その土地に伝わる家庭料理や行事食を給食にも取り入れるようになった。給食を通して、郷土で収穫される食材に愛着を持ち、郷土の食文化と料理のよさを知ることができるようになった。
郷土食を取り入れた献立
  • 五平餅
  • 牛乳
  • 豚肉とうずら卵の煮物
  • すまし汁
  • ほうれん草のおひたし
  • りんご
4 バイキング給食の始まり(平成元年)
 自己管理能力の育成の体験の場として、各地でバイキング給食が実施されるようになった。バイキング給食の事前、事後指導として食に関する教育も始まった。
バイキング給食
30種類をこえる料理の中から、栄養のバランスを考えて各自が選択する。
  • 主食 太巻きずし おにぎり 等
  • 主菜 さばの塩焼き 串カツ 等
  • 副菜 大豆と小魚の揚煮、ブロッコリーサラダ、 きんぴら 等
  • 汁物 デザート
  • 飲み物 牛乳(全員) オレンジジュース、 紅茶 等
5 食環境の設備(平成元年)
 バイキング給食と並び、食器具の改善やランチルームの整備も各地で進んでいる。食器具についてはアルマイトやポリプロピレンに変わり、高強度磁器食器への切り替えも各地で進んでいる。又、ランチルームについては、空き教室を利用して設置した学校もある。
高強度磁器食器
6 衛生管理の変化(平成8年)
 O157事件をきっかけに、衛生管理が見直され、作業の方法が大きく変わった。次から次へと届く文部省(現文部科学省)からの通達に試行錯誤を繰り返しながら懸命に、より衛生的な作業方法を探り出した。献立からは生野菜や調理場でカットをする果物等が姿を消した。
衛生管理に配慮した献立
  • 食パン(個包装)
  • 牛乳
  • コーンスープ
  • かぼちゃコロッケ
  • キャベツのソテー
  • ゼリー
7 食に関する教育の充実(平成10年)
 生活習慣病予備軍といわれる児童生徒の割合が増加し、生涯を健康で過ごすための力を身につけるためには、学校給食を「生きた教材」として食に関する教育を進めることが大切である。 そして学校栄養職員の教科への参画が求められるようになった。 学校栄養職員に特別非常勤講師の辞令も交付されることになり、子どもたちの「生きる力」を身につけるために一役買っている。
小学校5年生の家庭科と関連した献立
  • 黒パン
  • 牛乳
  • さつまいものグラタン
  • 青菜ソテー
  • たまごコーンスープ
  • キウィ
8 地産地消の推進(平成13年)
 パンとソフト麺に県内産小麦粉を使用、安心・安全な給食と食料の自給率アップを目指して試作を繰り返し、10%配合のパンの焼き上げに成功。味や香りも良く、児童生徒に好評である。同時に50%配合のソフト麺もスタート。安全で美味しい給食のために、また近い将来主食は全て県内産を目指して、生産者・製造者・学校の三者が努力をしている。
主食に県内産小麦粉を配合した献立
  • ソフトめんのクリームソース
  • フランクフルト鉄板焼き
  • キャベツのサラダ
  • みかん
(文責:滝呂小学校栄養教諭  夫馬好子)

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